History of YOSHIDA PRINTING INC
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新しい時代へ・成熟期(1981-1994)

結束を強め新たな体制へ
 
    社是・社訓・十戒     社是・社訓・十戒 当社は従来から、社会的責任を大切にすることを企業理念の一つとしてきたが、昭和57年(1982)1月1日、企業行動の原理を表した「社是」、社員の行動規範となる「社訓」、行動を戒める教えの「十戒」を制定、これを明文化した。これらにより、創業以来のモットーがより明確になり、社員の結束もより強いものとなった。
同じ年の3月1日、吉田次作(二代目)にかわって吉田國男が第三代社長に就任。その2年後には、築後30年余りを経て老朽化が進んでいた本社・工場の建て替えを決断。新世紀へと向かう新たな一歩を踏み出した。

昭和50年代の本社事業部     昭和50年代の本社事業部


劇的な技術革新への対応
 
新社屋建設に着工した昭和61年(1986)、この頃から印刷業界にもデジタル化の波が押し寄せる。印刷業界にとっての劇的ともいえるデジタル技術の革新は、Macintoshの登場だった。MacによるDTP(Desk Top Publishing)は、それまで分業で行われていたデザイン、写植・版下、製版等の作業領域を一変するもので、当社の制作工程もMac DTPを中心としたデジタル化へと急速に移行していった。さらに、プリプレスの分野だけでなく、印刷工程そのものの変化にも、当社は積極的に対応。平成4年(1992)7月には、地球環境に配慮した印刷「水なし印刷」の専用機を設置し、いち早く水なしオフセット印刷への取り組みを開始した。


コラム
 本社外観  本社外観 都市美文化賞を受賞
五井建築設計研究所の設計による当社の本社社屋が、昭和62年度金沢都市美文化賞を受賞した。この賞は、古くからのまちなみと新しい建物が美しく調和したまち金沢に相応しい建物、快適で魅力ある都市空間を形作りながらも、周囲の環境や美観に配慮した建物などに贈られるもので、昭和53年から毎年選考が行われている。
本社外観  
 
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