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紙の常識を超える!レーザー加工技術で見せる新しいプロダクト

「切り絵御朱印」のブームにより、注目を集めているレーザー加工。
その繊細なデザインをミリ単位で表現できるこの技術は、今や「紙」という素材の枠を大きく超えて、さまざまな業界で新しい価値を生み出しています。

「紙以外の素材で、同じような表現が出来ないだろうか?」「自社製品やノベルティに活用して、特別感を持たせたい」そのように考えている企画・開発担当者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、これまで培ってきた当社のノウハウから、紙以外の素材×レーザー加工の具体例とメリットを中心に解説します。

そもそも「レーザー加工」が選ばれる理由とは?

トムソンなどの型抜きと比較した際、レーザー加工には4つの優位性があります。

1.「抜き型(金型)」が不要で小ロット・短納期対応

データから直接レーザーを照射するため、時間とコストのかかる「抜き型」を作る必要がありません。
1点モノの試作から、小ロットの限定品まで柔軟に対応することが可能です。

2.「抜き型の刃」では不可能な微細なデザイン表現が可能

物理的な刃物が通らない0.3mm以下の複雑な隙間や鋭角なカットなど美しく仕上げることができます。

3.「カット(切断)」と「彫刻(削り)」の同時表現が可能

トムソン加工では不可能な2つの加工表現を同時に行うことが可能です。レーザー加工の場合、照射出力を調整することで、輪郭を切り出し、表面にロゴや模様を彫刻する表現もレーザー加工であれば対応できます。

4.視覚に訴える付加価値

レーザー加工によって生まれる繊細なカットや凹凸の表現は、視覚を魅了し、アート作品のような仕上がりは、ブランドの価値をワンランクアップさせます。

素材別!レーザー加工を活かしたプロダクト例

ここからは、具体的に「紙以外」の素材でどのような製品が生み出されているか紹介します。

1.木材 × レーザー加工

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天然木やMDF(木質繊維板)にレーザーを照射すると、熱によって表面がほど良く焦げ、インキでは表現できない独特の「焼き色」の美しいコントラストが生まれます。

木製絵馬、お守り、木札

定番の寺社仏閣グッズ。繊細な家紋や複雑な文字も潰れにくく精密に再現できます。木の持つ温かみに、焦げで濃淡をつけることができ、プレミアな記念品としても人気です。

コースター

杉やヒノキなどの間伐材を使用すれば、加工時にフワッと木の香り*が引き立ちます。環境に配慮した「サスティナブルなノベルティ」として企業のブランディングにも最適で す。

*木の香りは時間の経過やご使用環境により徐々に落ち着いていきます。

2.アクリル素材 × レーザー加工

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現代のキャラクターグッズ市場で最も需要が高いのがアクリルです。レーザーカットの断面は、熱でわずかに溶けることで「美しいツヤ」が出るのが特徴です。

アクリルスタンド(アクスタ)、キーホルダー(アクキー)

キャラクターやイラストの輪郭に合わせて自由自在な外形カットが可能。
「抜き型(金型)」が不要のため、小ロット多品種のグッズ展開にも適しています。

目印マーカー、目印チャーム

アクリル素材は耐久性・防水性に優れており、傘やバッグに装着することで、一目で自分のものだと分かるだけでなく、日々の持ち物に自分らしさをプラス。実用性とデザイン性を兼ね備えたおススメのアイテムです。
最近では、カプセルトイのアイテムとしても高いニーズがあります。

POPスタンド

ガラスの様な高い透明感で展示物やメニューなど案内表示を引き立てるアイテムです。視認性が高く高級感を演出できるためカフェやショップ、イベント等で幅広く利用できます。
丈夫で割れにくく、汚れても拭き取れるのも魅力のひとつです。

3.シール・ラベル素材 × レーザー加工

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PETやPP、上質ベースのシールにレーザー加工を施すことで、従来の四角や丸といった定型以外の仕上がりにも有効です。

レースカットのような装飾ラベル

繊細な加工を得意とするレーザー加工ならではの細かなくカットされたラベル。
化粧品や香水などの高級洋菓子などのパッケージに貼るだけで、一気にブランドの品格があがります。

変形、キャラクターシール

ロール状に大量生産する前の、少数のテストマーケティングやイベント限定用として、型代をかけずに制作できます。

4.ゴム素材 × レーザー加工

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オリジナルスタンプ(ハンコ)

ゴムの表面をレーザーで深く削り取る(彫刻)することで、オリジナルのイラストやロゴのスタンプ印面を作成することが可能です。女性が自身の手帳を装飾するのに注目されているアイテムで、スタンプ本体をアクリル素材と組み合わせることも可能です。

失敗しないために、異素材をレーザー加工する際の注意点

非常に特徴が多く、魅力的なレーザー加工ですが、熱を照射して素材を焼き切る(融解・蒸発)させる特性上、いくつかの注意点があります。

①素材による「焦げ」や「ヤニ」の発生

紙や木材は、レーザーの熱によって周囲に薄く茶色い焦げ(ヤニ)が付着する場合があります。これが仕上がりの「味」になることもありますが、きれいに仕上げたい場合は、事前に素材とのテストで確認することをおススメします。

②有毒ガスの発生する素材は加工NG

例えば「塩化ビニール(塩ビ・PVC)」をレーザーカットすると、有毒な塩素ガスが発生し、人体や設備に悪い影響を与えてしまいます。そのため、事前に素材可能の対応可否については、事前確認が必須となります。

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③加工データの制作には注意が必要

完全に切り抜くライン(カット)と表面を削るライン(彫刻)をレイヤーや色で明確に分けたデータを作成することが必要です。また、切り抜いた内側のパーツが落ちてしまわない様に繋ぎを入れるなどデータ設計に工夫が必要です。
イラストレータで入稿した場合でも、加工用データへの変換が必要となります。

まとめ

紙の「切り絵御朱印」で証明されたレーザー加工の表現力は、今や木材やアクリル、シールといった異素材と組み合わせることで、無限の可能性を秘めたビジネスツールへと進化しています。

・付加価値の高い新しいグッズを作成したい
・小ロットで限定感のあるプレミアムな商品を展開したい
・まずは試作(プロトタイプ)で1点だけ作成してみたい

これまで培ってきた、加工技術を活かし、素材の選定からデータ作成、実際の加工、テストカットまでトータルでサポートします。

「この素材に、このデザインは再現できる?」といった疑問がございましたら、まずはお気軽にお問合せください。



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執筆者
T.I
ヨシダ印刷株式会社
マーケティンググループ T.I
印刷会社の営業として20年の経験をもとにマーケティングに挑戦中。紙や印刷の制作物に関する知識の豊富さを生かした記事の作成、提案を得意とする。
  

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